『呪術廻戦』がジャンプの看板に!?『ONE PIECE』越えの“掲載順”が話題 - まいじつ 『呪術廻戦』がジャンプの看板に!?『ONE PIECE』越えの“掲載順”が話題 まいじつ (出典:まいじつ) |
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)は、芥見下々による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2018年14号から連載中。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画。 本作は、『ジャンプGIGA』2017 vol.1から2017 vol 200キロバイト (34,082 語) - 2021年2月20日 (土) 07:23 |
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2月15日に発売された『週刊少年ジャンプ』11号の〝掲載順〟が、ネット上で大きな話題になっている。
『ジャンプ』11号の巻頭カラーは、原作・鎌田幹康、作画・福井あしびによる新連載『クーロンズ・ボール・パレード』。その次は芥見下々の『呪術廻戦』、その次に尾田栄一郎の『ONE PIECE』、堀越耕平の『僕のヒーローアカデミア』、田畠裕基の『*クローバー』、原作・稲垣理一郎、作画・Boichiによる『Dr.STONE』…と続く。読者が注目したのは、やはり『呪術廻戦』が巻頭カラーを除いて1番上に掲載されたという事実だった。
ネット上には、《呪術、ワンピより掲載上に来たな》《今週のジャンプ、呪術は内容も面白いけど、ONE PIECEよりも掲載順が先なのもアツいわ》《呪術が掲載順2番で、ワンピを越す…。マジで勢いを感じます》《今週の呪術本誌の注目は内容もだが、掲載順がワンピースより前なとこ》《掲載順が必ずしもアンケート順ではないということは知っているが、今週のジャンプはワンピースの前に呪術廻戦が掲載されていたので、呪術廻戦の凄まじい勢いを感じた》といった声があがっている。
この掲載順がどれほどの衝撃なのか、『ジャンプ』の掲載順を少し振り返ってみよう。先週10号は新連載『Witch Watch』が巻頭で、『ワンピ』は2番目、『呪術』は休載だった。9号は新連載『アイテルシー』が巻頭で、『ワンピ』が2番目、センターカラーの『呪術』は7番目。8号は巻頭が新連載『逃げ上手の若君』、『ワンピ』はお休みで、『呪術』は『ヒロアカ』『Dr.STONE』に続いて4番目という結果だった。ここ最近は休載やセンターカラーが挟まり、〝直接対決〟の機会がなかなかなかったように思える。
そして7号は巻頭が『Dr.STONE』、『ワンピ』が2番目、『呪術』は3番目。5・6合併号は『ワンピ』が巻頭、『呪術』は『ヒロアカ』の次で3番目だった。3・4合併号も同じく巻頭が『ワンピ』、『呪術』は『Dr.STONE』の次で3番目。2号の巻頭は『Dr.STONE』で、『ワンピ』は2番目、『呪術』は番外編が掲載されて9番目だった。そして1号は巻頭が『ヒロアカ』、『ワンピ』は休載で、『呪術』は『Dr.STONE』の次で3番目という結果だった。
こうして振り返ってみると、なかなか『呪術』が2番目に来る機会はなかったように思える。そして、『ワンピ』『呪術』『ヒロアカ』『Dr.STONE』という4作品の掲載順が高いことが伺えた。
漫画ファンが指摘している通り、『ジャンプ』のアンケート人気順が、掲載順に関係しているとは限らない。しかし、今の『呪術』の勢いが、掲載順を押し上げたという見方をしてしまう気持ちもわかる。
人気漫画がしのぎを削り、切磋琢磨する『ジャンプ』。漫画雑誌として、とても健全な流れのように思える。これからの雑誌作りにも注目していきたい。